加茂町 (京都府) (Kamo-cho (Kyoto Prefecture))

加茂町(かもちょう)は、京都府相楽郡にあった町である。
2007年3月12日、山城町 (京都府)、木津町と合併し木津川市となった。

奈良時代の一時期、都(恭仁京)が置かれたという歴史があり、多数の史跡・文化財を有する。
日本最初の流通貨幣「和同開珎」が造られた地でもある。

「文化が薫る暮らしよい町」を町の標語に掲げていた。
特産品は、壁紙、襖、茶、椎茸。

地理

河川

木津川 (京都府)

北山(標高476.5m)

沿革

729年(天平元年) 聖武天皇の勅願により岩船寺創建。

735年(天平7年) 聖武天皇の勅願により海住山寺創建。

740年(天平12年) 聖武天皇による恭仁京遷都。

744年(天平16年) 難波宮に遷都され、恭仁宮跡は山城国分寺となる。

1047年(永承2年) 浄瑠璃寺創建。

1889年(明治22年)4月1日 相楽郡里村、高田村、法華寺野村、大野村、観音寺村、美浪村、銭司村、兎並村、北村が合併して加茂村誕生。

1928年(昭和3年) 2月11日 町制施行。

1951年(昭和26年)4月1日 相楽郡当尾村(とうのむら)、瓶原村(みかのはらむら)を編入。

2007年(平成19年)3月12日 山城、木津、加茂3町が合併して木津川市誕生。

行政

町長:難波久士(なんばひさし)(2003年5月就任)

文化施設

加茂町文化センター(あじさいホール)

交通
奈良県の県庁・奈良市に隣接していることから、大きな影響を受けている。

鉄道

中心となる駅:西日本旅客鉄道関西本線 加茂駅 (京都府)

名所・旧跡

海住山寺

浄瑠璃寺

岩船寺

常念寺

山城国分寺跡(恭仁京跡)

御霊神社 (加茂町)

銭司遺跡

白山神社

当尾の石仏

祭事

六斎念仏(8月・海住山寺)

おかげ踊り(10月16日・白山神社)

獅子舞・田楽・相撲(10月・銭司)

その他

郵便番号は以下の通りである。
2006年10月10日に変更された。

山城木津郵便局(木津川市(旧木津町)):619-02xx、619-11xx

[English Translation]